手彫り印鑑の店、兵庫県神戸市中央区にあります橘高精華堂です。実印、銀行印、認印、会社用実印、会社用銀行印、角印、ゴム印、住所印、風雅印、篆刻、落款印、引首印、蔵書印、遊印(石材)はがき、名刺、表札製作はお任せ下さい。ひょうごの匠が心を込めて彫りいれます。
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はんこが必要になってもどんなはんこを選べば良いのか、どんな店が良いのか判らないと思います。インタ−ネット上で、手彫り印鑑とうたってるお店など多くのはんこ屋さんがありますが、はたして本当に手彫りのすばらしい印鑑かどうかも判らないでしょう。現実、ほとんどのお店は、機械等で文字を入れ、彫ったものが多く見られます。 手彫り印鑑をつくるには、文字の事を良く知り、書けないと彫ることは出来ないでしょう。 そのためには多くの勉強や実習を必要とします。
はんこ屋さんの良し悪しのまず、第1は、字をよく知り、書ける事です。だから、印稿(仕上がりの文字デザイン)を書いてもらうとその店のレベルは判ります。当店は、注文の際、出来るだけお客様とTELにて会話しご希望やイメ−ジを確認し、ご希望の方には、印稿(デザイン)をお送りし確認、修正をおこないます。
中国での文字の最古のものは、殷代に現れる甲骨文です。これは約3,200年前のもので亀の甲羅などに吉祥を占って刻したものです。
その甲骨文に相前後して登場するのが、青銅器類に刻された、金文です。その後、泰代、始皇帝により文字が統一されたものが、小篆です。篆書は脈々と継承された漢字の最も古い書体です。篆書は、大変荘重で威厳に満ち、その造形が構築的であります。荘重な書体ですから丁寧に書かなければなりません、したがって日常用いる速写には、向いていませんが、逆に『印は信なり』といわれ、身分を保証する証しとなる印章には、最もふさわしい書体といえるのです。
歴史ある古代から継承された文字を扱うのですから、辞書一、二冊みて文字入れ、彫るのでは、お粗末すぎます。増してや画数や接点ばかりこだわり文字について知らないのでは、良い印章は彫れません。
書体一つとってみても時代や地域、その他色々なファクターがあり、学書、文字学、古印学、金石学、また、近代名家作品の渉猟、書画の味読等の深い教養と知識が伴わなければ、なかなか高い境地に達する事は、出来ない奥深い世界です。
印章は、持ち主の『信』を表し、顔でもあります。
安易にデザイン化したり浅い知識や技量や経験で文字を創作しても軽薄で厚い、温かみのないものになります。
金石額や古印学または名家の作品を踏まえてこそ、眞の創作が出来ます。現代、日本の実用印鑑は、小篆、印(漢)篆を基礎に置き、泰代の封泥や漢代の古銅印や清代の趙之謙、呉譲之、徐三庚、また、日本の河井廬などの名家名品を勉強習得してこそ、朱白の美しく格調高い印鑑が、出来るのです。
~橘高香流~
~橘高 毅~